”フランス人は10着しか服を持たない2”を読んだ感想
以前からお気に入りの本を読み終わると、誰かと意見を交わしたい、メモでも感想文でも書いておきたいなと思っていました。それは、日本語を忘れないためでもあるし、読んだ本の内容を身につけ、うまくまとめるようになるためです。
では、ベストセラーの「フランス人は10着しか服を持たない2」を紹介します。
今自分の持っているものに対して感謝の気持ちを持ち、今住んでいる家の良いところを見つけ、自分よりも恵まれていない世界中のたくさんの人々のことも忘れずに、「今を楽しもう、今を満足しよう」(Here&Now)と語ります。
ちなみにこの本です。独身の方にはあまり関係ないなと思うところもありますが、いつか役に立つでしょう。
At Home with Madame Chic |
原題のAt Home with Madame Chicは直通すると「マダムシックのように暮らす家」ぐらいでしょうが、「フランス人は10着しか服を持たない」に翻訳されています。その理由は、読者たちの興味を引くためでもあると思いますが、自分に必要だけの質のいいものを持ち、気持ちよく使って、楽しもうという意味もあるのではないかと思います。「10着」というのは非常に少なく感じますが、著者のいう10着は、季節ごとの10着を意味します。10着について「フランス人は10着しか服を持たない1」に詳しく書いてあります。
まず最初に、著者はなぜフランス人のライフスタイルに憧れることになった理由を考えてみよう
あくまでフランス人はみんなシックな生活をしている訳ではないが、著者の語る生活はパリのマダムシックのライフスタイルです。パリのマダムシックのいいところは、自分の持っていないものに集中するより、今持っているものをシックに使っているところです。家仕事をめんどくさがらずに、楽しむフランス人の暮らし方に憧れたことがこの本を書くきっかけになったと思われます。「パリジェンヌにとって、家はお城」という言葉もあります。それは、お城に住んでいなくても、お城に住んでいるような気分を味わえるからです。夕食に何を作ろう、スーパー行かなくちゃ、友達が来るのにいっぱい散らかっている、洗濯物も溜まっているといつも慌ててしまう人には特にオススメします。専業主婦だけでなく、働く女性と男性にも参考になることもあります。
著者のジェニファーJ.スコットの紹介
南カリフォルニア大学3年生のときに、フランスのパリにある大学に留学し、マダムシックに出会う。女性として、妻として、母としてマダムシックの生き方に目覚める。
2008年よりライフスタイルのブログ「The Daily Connoisseur」を書き始め、パリで学んだ素敵な暮らしを紹介した記事が大反響を呼んだ。
シックとはどういうこと?
キーワードのシックという言葉は、ジェニファーによると、その人の雰囲気と心の状態。それに、服装だけではなくその人のあり方、生き方を指す言葉です。
では、2つのパートから少しずつ紹介します。
では、2つのパートから少しずつ紹介します。
Part 1 毎日を特別に生きる
今住んでいる家に引っ越してきた時を思い、何が一番素敵だったかを思い出し、まるで他人のように玄関から入ってみることからパート1が始まります。好きだったはずの家が今狭くて、古くてイライラしていませんか?それなら、もう一度我が家に恋をしよう。今の家の良いところを見つけて、それをじゅうぶんに生かそう。
いつでも片付いた家になる方法
友達が急に来ることになっても困らない、今のままでもいいと思う家にしたいですね。いつでも人を招けられる家にするためには、毎日少しずつ掃除をしていけば、週末は頑張らなくても良いし、それが習慣になってくるとなんでも簡単にできるようになります。
一日の終わりに、キッチンを必ず片付けるようにしておけば、次の朝は気持ちもよくて、とても楽になります。後回しにすると、散らかっているものをみるたびに「片付けなきゃ」とうんざりします。
Part 2 一日をシックに過ごすためのタイムスケジュール
朝、どのように目さめるかで、一日が違ってくる。
ものすごい音がなるアラーム時計はやめよう。
朝起きたとたんに、バタバタしてしまう人はもう少し早起きしょう。そんなのムリ!という人は夜早く寝ましょう。
アファメーションで自分をポジティブにする
ポジティブなことを読んで、ポジティブなことを考えることがポジティブな行動につながります。
朝のしたくが早くなるちょっとしたコツ
便利な置き場所を決める。使った物をなるべく元の位置に戻して、片付けるのを習慣にすること。夜にまとめて片付けようと思わないこと、後回しにしないこと。
シンプルな10着から服を選ぶ
質の高い素敵な服を必要だけ持ち、上手に組み合わせること。出かけない日にもシックな服を着る。出かける時も、何を着てもいいと思わないこと。せっかくのワードローブがあるからこそおっしゃれを恥ずかしがらずにすること。綺麗な服を着ると、その日の気分も綺麗になる。
五感で「今、この瞬間」を楽しむ
ためのChic Tips
- 郵便物はどこかにおく前に整理する
- 花のある家にする
花を入れるものを買う必要はない。メイソンジャーやジャムの空き瓶などを使って、綺麗な空間ができる。花は毎日水を変えることで長持ちする。花が長持ちするのに砂糖などを入れるよりも新鮮な水が一番いい。
- 一週間の夕食のメニューを決める
一週間分の夕食メニューを決めて、それに必要な材料をまとめて買う。そうすると、スーパーをうろうろして、いらないものを買わないし、家族のみんなも夕食のメニューを見て、楽しみに待つ。
- 何をするときも心を込めてする
- 朝食はきちんと座って味わう
- テレビの付けっぱなしはやめる
- カロリーは忘れる!
- 夜のスキンケアの手順
- ぐっすり眠ろう − 明日のために体だけでなく心も休ませて、元気を蓄えよう。
働く女性の朝のしたく
- 仕事用のカバンには、前の晩のうちに必要な物を入れておく
- レシートやティッシュなど不要な物はその日のうちに捨てる
- 翌日に着る服の準備をする、持って行く物を玄関の近くに置いておく
- 朝ごはんをゆっくり食べる時間がない朝は、スムージーを携帯カップに入れて持って行こう
幸せとは欲しいものを手に入れることではなく、持っているもので満足することがこの本の大事なメッセージです。買ってまで欲しいと思わない人もいると思いますが、私には、怠けたい時に出して読むにはいいかなと思いました。
成田空港からウランバートルまでの6時間のフライト中の仲間だった−この本で感想文を書き始めました。これからも気に入った本を紹介していきたいと思います。内容は今みたいのわかりやすい本からだんだん難しい内容にしていくつもりです。よろしくお願いします。
ムスカ
2 comments:
Номны тухай юм шиг байна. Монголоор оруулж болох уу? :)
@Amazing "At Home with Madame Chic" geed nomnii tuhai bichsen baigaa. French lifestyle-n tuhai nom baigaa. Mongoloor udahgui orchuulj oruulnaa :)
Post a Comment